SAN TECH

サンテック・ディスプレイ株式会社

LIQUID CRISTAL DISPLAY
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液晶について

気体でもない、液体でもない、固体でもない液晶の姿を身近に感じてもらうために、ミクロからマクロまでの液晶写真を数枚載せています。


液晶分子画像 トンネル顕微鏡で見た液晶分子

スメクチック液晶相

電子写真でわかるようにスメクチック液晶相は等間隔な分子層(約数十Å間隔)で構成され、層の境界における分子密度が低い。この種の液晶相は低い温度で現れ、結晶に近い相である。一部強誘電性を示すもの(FLC/AFLC)があり、以前から広視角、高速応答の液晶ディスプレイ材料として期待され、現在も開発が続けられている。
   
コレステリック液晶相画像 偏光顕微鏡の下で見た液晶の集合体
コレステリック液晶相

液晶層が螺旋状に重ねるように構成されている。その螺旋ピッチが温度によって変化し、鮮やかな干渉色を出すので、一部は体温計などに使われ、最初の液晶応用商品として脚光を浴びた。

   
ネマチック液晶相 画像 偏光顕微鏡の下で見た液晶の集合体
ネマチック液晶相

液晶分子が一軸に配向し且つ層構造を持たない液晶相である。液体に近い液晶相なので、もっとも取扱いやすい液晶相でもある。現在市販されているほとんどの液晶ディスプレイに使われている。図示の配向欠陥は生産過程でなくしてある。

   
肉眼で見た液晶材料 液晶ディスプレイ用液晶

液晶ディスプレイ用液晶

通常-30〜80℃の広温度範囲において液晶相(濁った白色)を呈する。より低温側へ行くと結晶(白色)、より高温側へ行くと液体(透明)になる。
   
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